PRA−NK型装置

 PRA−NK型装置は、今から約100年前、アルバート・エイブラムス(Dr.Albert Abrams・アメリカ内科医1863〜1924年)が、腹部打診法1)の研究の中で発見したERA現象(Electronic Reaction of Ablams・エイブラムスの電子反応)2)を原理とする装置で、現在の最先端技術をもってしても捕捉することのできない物質や現象から放射される極微弱なエネルギー3)を、人の身体をセンサーとして捕捉、その生理的反応を手掛かりに、対象とする物質や現象が心身に与える影響の適・不適を判定すると共に、身体にとって不適なエネルギーの調整を可能にしたバイオセンサー技術システムです。
 本装置は開発当初から、医療分野において診断と治療の新しい可能性を拓く技術として期待され、多くの医師により臨床応用研究が進められてきました。また、本装置の臨床応用研究が進むと共に、それと並行して、他の分野への応用にも目が向けられるようになり、臨床応用研究の成果をもとに、食品、健康関連分野や農業分野において、その応用研究が進められ、実用化への取り組みが行われるようになってきました。
 食品、健康関連分野においては、身体に良いとされるエネルギーに溢れた新製品の開発や、品質改良、食品や健康食品、化粧品、工業製品などの品質テストや適合性テストに、農業分野では、土壌の活性度の判定や、有機農産物の品質テスト、農作物の生長促進や品質の向上、土壌の活性化、病害虫対策などに応用されるようになってきました。
 現在、PRA−NK型装置は臨床研究用と物性用の2種類があり、臨床研究用PRAへの取り組みと管理は、一般社団法人PRA臨床応用研究会において行われ、物性用PRAの農、工業分野の他、臨床研究用目的以外の応用研究は当社が取り組み、互いの研究成果を共有しつつ、それぞれ研究が進められています。

1)  被検者の腹部を軽く打診して、その打診音の変化で病気や症状を判断する診断法。
2)  「PRAの原理と歴史」を参照。
3) あらゆる物質や現象から放射される極微弱なエネルギー:
 物質や現象の究極の姿は量子(非物性)レベルの波動的エネルギー現象であると言えます。PRAで対象とするエネルギー現象は、熱エネルギーや化学エネルギー、電波や音波といった既知のエネルギー現象ではなく、個々の事象の背景に存在する何らかの量子(非物性)レベルの波動的エネルギー現象であると考えています。PRAに取り組む医師の団体である一般社団法人PRA臨床応用研究会では、この現象を未知なる波動現象との意味で「波動X」と仮称、その定義を「生命現象を含むあらゆる現象及び物質の存在の前提となる潜在的な秩序、法則を背景とする未知の波動的エネルギー現象」としています。
 生体での量子(非物性)レベルの波動的エネルギー現象とは、体内の熱エネルギーや電気エネルギーの様に、既にその存在が物理的に解明されているエネルギー現象でなく、計測のすべが無いため、臨床において様々な現象が確認されているものの物理学の対象となっていないエネルギー現象であり、心理的エネルギーや気のエネルギー、スピリチュアルなエネルギー、ホメオパシーのレメディ、Oリングテスト等で対象とするエネルギー現象等を指します。
 なお、「量子レベルの波動的エネルギー現象」とそのまま表記せずに「量子(非物性)レベルのエネルギー現象」と(非物性)との括弧付きで表記する理由は以下の通りです。
 一般的にはニュートン力学がマクロの世界を、量子力学がミクロの世界を扱うとされていますが、当研究所では、人の五感で認知後の世界をニュートン力学が、人の五感で認知する以前の本質的な現象を数学的手法を使って記述するのが量子力学であると整理しています。その理由は、ミクロ、マクロとは物の大きさを表現する言葉であり、量子論でいわれる「非局在」や「二重性」の考え方には馴染まず、その理論の理解に混乱が生じているとの考えからです。
 しかしながら一般的にはミクロ、マクロと考えられていることから、混乱を避けるために「量子レベルの波動的エネルギー現象」と表記せず、物質の存在を前提としない非物性レベル(=我々の五感で認知する以前の世界では、形ある物質の存在は考えられない)の現象との意味を表すために、「量子(非物性)レベル」と表記しています。その他、「量子レベル(非物性)レベルの波動的エネルギー現象」を簡略化して「非物性レベルのエネルギー」や、その法則性を強調して「非物性秩序」と表記する場合もあります。
「非物性秩序」については「ようこそ/非物性世界へ」に詳しく解説しています。








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